みなさんは日本にいる野生のトカゲにはどのような種類が存在しているのかご存知でしょうか。
野生のトカゲがどんな大きさでどんな色をしているのか知っている人がいても、その詳しい名前については知らないという人は結構いると思います。
今回はそんな日本で見られる野生のトカゲの種類や、飼育方法についてもご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
日本で見られる野生のトカゲの種類とは
日本に生息している野生のトカゲはニホントカゲとニホンカナヘビの2種類が大半を占めています。
どちらも温かい時期に行動し、冬になると冬眠を開始するため7月や8月くらいになると活発に行動する姿を確認することが出来ます。
ちなみにニホントカゲとニホンカナヘビは大きさも顔も似ているのですが、尻尾の長さが全然違うのでそこで区別をつけることが出来ます。
ニホンカナヘビは尻尾が非常に長く体長の3分の2が尻尾で占められています。
どちらも臆病な性格をしているため、人間などに見つかるとものすごい早さで岩陰や草むらに隠れるため、野生のトカゲを捕獲するのはなかなか難しいかもしれません。
逆に言えば、草むらや岩陰を熱心に探索していけば必ず野生のトカゲを捕まえることが出来ますので、飼育に挑戦してみたい人は探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに捕まえるときに尻尾を掴んでしまうと、トカゲは尻尾を切断してしまうのでしっかりと胴体を掴むか、虫取り網などで捕獲すると良いです。
野生のトカゲを飼育するために
野生のトカゲを飼育するにあたって大切なことは、なるべく捕獲した環境を忠実に再現することです。
トカゲは周りの環境に非常に影響されやすい生き物ですので、いきなり違う環境に放り込まれてしまうとかなりのストレスがかかってしまい、命を落としてしまう可能性もあるからです。
例えば野生のトカゲを捕まえた場所が草むらだったらケージ内に草を置いてあげたりするなどの工夫をこらしてみましょう。
そして野生のトカゲは自分で獲物を探して捕食する習性があるため、動くものでないと反応しません。
なので餌をあげる際は必ずコオロギやミルワームなどの生きた餌をあげるようにしてください。
最初はケージ内で暴れたり指に噛みついてきたりする素振りを見せてくるかもしれませんが、飼育を続けているうちに慣れて大人しくなってくれるのでしばらく様子を見るようにしましょう。
まとめ
○日本で見られる野生のトカゲは主にニホントカゲかニホンカナヘビの2種類である
○草むらや岩陰を中心に探してみると野生のトカゲを見つけやすい
○野生のトカゲを飼育するときは元いた環境をなるべく再現してあげると良い
今回の記事では日本で見られる野生のトカゲやその飼育方法についての解説をしました。
トカゲを買ってみたいけどペットショップに売っているような種類をまだ飼う自信が無いという人も、野生のトカゲの飼育から始めてみてはいかがでしょうか。