トカゲの卵の孵化の時期や孵化にかかる日数とは?

みなさんはトカゲの孵化の時期や日数について、どのくらいの知識がありますか?

長年トカゲを飼育していたり爬虫類に詳しい人なら詳しいことが分かると思いますが、一般的にはなかなかトカゲの孵化についての知識は広まっていません。

今回は爬虫類に詳しくない人でもすぐに分かる、トカゲの卵の孵化の時期や、孵化にかかる日数などについての解説をしていきたいと思老います。

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ニホントカゲの孵化について

ニホントカゲといえば、北海道から沖縄まで日本全土に分布している、尻尾が少し青みがかっているのが特徴のトカゲです。

日本で見られる野生のトカゲは、ほとんどがこのニホントカゲだと言っても過言ではないほどです。

ではこのニホントカゲの孵化の時期や孵化にかかる日数について簡単に説明していきます。

まずニホントカゲは気温が温かくなり始める4月から5月の間にかけて繁殖期にかかり、交尾を終わらせます。

お腹に卵を宿した雌のトカゲはだいたい5月の終わりから6月の間に巣穴を掘って、産卵をします。

ニホントカゲの卵は孵化に40日、もしくは50日ほどの日数がかかるのが一般的なようです。

なので7月か8月の間にニホントカゲの卵から、幼体が次々と孵化していくということになります。

ちなみにニホントカゲの卵は長径約10mmほどの楕円型をしており、一度に産む卵の数は5~15個ほどだと言われています。

ペットのトカゲの孵化の時期とは

先ほど紹介したニホントカゲの例はあくまで野生の状態のものですが、ペットとして飼っているトカゲには孵化の時期は関係あるのでしょうか。

実はペットとして飼育されているトカゲの場合には孵化の時期は関係ありません。

あくまで野生の状態と一緒なのは孵化にかかる日数のみです。

例えばペットとして飼っている状態でも、孵化の時期が決まっているならばトカゲのブリーダーさんなどはその時期にならないと幼体を増やせないことになってしまいますよね。

もちろん飼育しているトカゲを交尾させて、産卵、孵化までさせるのは素人にはとても難しいことですが、ある程度慣れている人ならどんな時期であってもトカゲの繁殖を成功させることが出来るということです。

またトカゲの種類によっても卵の扱い方や保管方法、温度管理なども変わってきますので、トカゲの繁殖を成功させるにはやはり多くの知識が必要になるようです。

まとめ

○ニホントカゲは7月から8月の間に孵化し、孵化には約40日から50日ほどの日数を要する
○ペットとして飼われているトカゲは特に孵化する時期や産卵する時期は定まっていない
○トカゲの繁殖には、卵の管理方法や幼体のケア方法など多くの知識が必要になる

今回はトカゲの卵の孵化の時期や孵化にかかる日数などについての解説をしました。

前半部分ではニホントカゲを例に出してみましたが、トカゲの種類によっては全然違う季節に孵化したり、孵化にかかる日数がかなり長い種類もいるようです。

興味がある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

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