トカゲといえば爬虫類の中でも砂漠やジャングルといった、広い範囲に生息している動物です。
その種類も多岐にわたり、私達が想像できないような生態をもった特殊なトカゲも存在します。
今回の記事では思わず誰かに話したくなるような、トカゲに関する2つの雑学を紹介していきますので、ぜひ読んでみてください。
アルマジロのように丸くなるトカゲがいる?
1つ目の雑学はアルマジロのようなトカゲについての雑学です。
アルマジロといえば、身を守るときの、ボールのようなその特徴的なフォルムから有名になった動物です。
実はトカゲの中にもアルマジロのように身を丸くして敵から自分の身を守る種類もいます。
その名も「アルマジロトカゲ」です。
アルマジロトカゲはアメリカ東部の乾燥した地帯に住んでいるヨロイトカゲの一種で、日本ではペットとしてごく僅かながら流通しています。
アルマジロトカゲの背中はまるでファンタジー映画に出てくるドラゴンのようにゴツゴツとしていて、それが敵からの攻撃を防ぐ役割を果たしてくれます。
また丸くなることによって、トカゲの一番の弱点である柔らかい腹部を隠し、攻撃されることを防ぐという効果もあるようです。
人間をも食べてしまうトカゲ
もう1つのトカゲに関する衝撃的な雑学は、なんと人間を襲って食べてしまうトカゲがいるということです。
その名は「コモドオオトカゲ」といい、マダガスカル島に生息していて、なんと最大で体長3mほどになる個体もいます。
実際にこのコモドオオトカゲが人間を襲って食べてしまったという事件が報告されており、非常に獰猛な種類のトカゲだということが分かっています。
さらにコモドオオトカゲはトカゲにしては珍しく強力な毒を持っており、軽く噛まれただけでも徐々に毒が体中を回り、死に至る危険性があります。
ただし人間が自分から近づかなければむやみに攻撃はしてこないので、危険性としてはそこまで高いものではありません。
もしもコモドオオトカゲが人間を餌として認識し、自分から探しに来るようになったと考えたら、想像しただけで恐ろしいですね。
まとめ
○アルマジロのように体を丸くして敵から身を守るトカゲがいる
○コモドオオトカゲは人間を食べてしまうほど巨大で獰猛
○普通のトカゲは毒をもっていないが、コモドオオトカゲは致死性の毒を持っている
今回ご紹介したのは2種類のトカゲについての雑学でした。
この他にも特殊な生態を持ったトカゲはまだまだいますので、興味を持った方はぜひ調べてみてください。