1つのケージの中に複数のトカゲを飼育することを、トカゲの多頭飼いと言います。
トカゲの多頭飼いは初心者にとってはチャレンジしにくいことですが、ある程度トカゲの飼育に慣れてきた人なら一度は挑戦してみたいのではないでしょうか。
この記事ではトカゲを多頭飼いしたい人のために、知っておくべきポイントや注意点などを解説していきたいと思います。
トカゲの多頭飼いをしたい人はぜひ参考にしてみてください。
まずは2匹から挑戦
多頭飼いをしたい場合は、最初から4匹や5匹飼うのではなくて、必ず最小限である2匹からチャレンジしてみましょう。
さらに2匹であっても、相性が合わなければ多頭飼いは絶対にしてはいけません。
ですから最初は1匹ずつ透明なケージに入れた状態で、お互いが喧嘩できないようにしてから顔を合わせてみます。
その時にお互いに威嚇行為をするようでしたら絶対に多頭飼いは避けるようにしてください。
トカゲにもそれぞれ性格がありますので、合わない2匹を一緒のケージに入れてしまうと必ず喧嘩に発展してしまいます。
最悪のケースではどちらかが死んでしまう場合もありますので、まずは2匹を対面させて様子を見ることから始めるのが一番でしょう。
ちなみに多頭飼いは小型のトカゲであればあるほど難易度は低くなってきますので、まずは小さめのトカゲで多頭飼いに挑戦してみてください。
多頭飼いをする環境について
もしもお互いに様子見をさせて問題がなさそうだったら、ケージ内に2匹一緒に入れて様子を見てみると良いでしょう。
このときにどちらかが噛みつく様子を見せたらすぐに離して、多頭飼いはやめておいたほうが良いです。
ケージの大きさは2匹が余裕を持って動き回れる程度にして、シェルターなどの隠れ家はかならず2つ以上用意してあげてください。
シェルターが1つしかない場合、それを巡って喧嘩になってしまう可能性が高いです。
また餌もかならず2匹に均等にあげるようにし、どちらかの栄養が偏らないようにすることも大事です。
まとめ
○トカゲの多頭飼いは必ず2匹から挑戦してみること
○最初から一緒のケージに入れるのではなく、まずは対面させて様子をうかがう
○ケージは広いものを使い、餌や水なども2匹に均等に行きわたるように注意する
今回はトカゲを多頭飼いしたい人のために、抑えておきたいポイントや注意点についての解説をしました。
多頭飼いは一筋縄ではいかないものですので、他の多頭飼いについての情報も調べたりしながら、慎重にチャレンジしてみてください。
もし相性が合わなさそうだったら無理やり一緒のケージに入れるのは絶対にやめ、おとなしく別々に飼育するようにしましょう。