トカゲといえば、手に生えてある鋭い爪が特徴的ですよね。
トカゲはこの爪のおかげで外敵から身を守ったり、土を掘ったり、木に登ることが出来ます。
今回はトカゲの爪は破損したら果たして再生は可能なのか、またトカゲを飼育している方のために、トカゲの爪のケア方法などについて解説していきたいと思います。
トカゲの爪は再生するのか
トカゲの爪が再生するのかということですが、どのくらい爪が破損してしまったのかという程度によります。
例えば爪の先端が欠けてしまったり軽度な場合は人間と同じように爪が再生するのですが、根本から爪が抜けてしまった場合は再生することがありません。
この爪が根元から抜けてしまうのは「爪飛び」という現象で、トカゲを飼育している人ならかならず気をつけておきたいことです。
トカゲの爪飛びが起きてしまった場合には、必ず動物病院などの専門機関に診てもらって雑菌が繁殖することを防がなければいけません。
消毒さえすれば命には危険が及びませんので、早期的な対処が必要になります。
普段から出来るトカゲの爪のケア方法
先ほど述べたように、トカゲの爪は根元から抜けてしまうと再生することが不可能となります。
ですのでトカゲを飼育している人は飼育環境に気をつけて、トカゲの爪のケアを行うことが非常に重要です。
一番注意したいのは、シェルターや流木などの小物を置いている場合、その小物に小さな穴が開いている場合にそこに爪がひっかかって爪飛びを起こしてしまう可能性があります。
シェルターや流木などを購入する場合はかならず実物をよく見て、爪が引っかかりそうな小さな穴が無いかを注意深く確認しておきましょう。
そして万が一爪飛びが起きてしまった場合にすぐに動物病院に連れていけないという事態も起こりえます。
その場合にも最善を尽くせるように、爬虫類用の消毒液や化膿止めなどを用意しておくと効果的です。
野生の状態では爪がなくなってしまうことは非常に致命的な事態ですが、飼育しているトカゲなら爪が無くなってしまってもそこまで生活で困ることはありませんので焦らないで対処しましょう。
まとめ
○トカゲの爪は多少の破損なら再生するが、根元から抜けてしまうと再生できなくなる
○シェルターや流木などに爪がひっかかってしまう可能性もあるので、小さな穴などが開いていないか注意する
○爪飛びが起きてしまったときのためにも爬虫類用の消毒液などを準備しておくと良い
今回はトカゲの爪の再生機能について、また普段から出来るトカゲの爪のケア方法についてのご紹介をしました。
特に爪のケア方法についてはトカゲを飼育している人なら気軽に実践できると思いますので、ぜひ試してみてください。