トカゲといえば様々な種類が世界中に分布されていることが確認されている生き物ですが、まだまだ解明されていない謎も多いと言われています。
その中でも舌が真っ青な珍獣のようなトカゲが存在することをみなさんはご存知でしたか?
今回は舌が青い謎のトカゲについて、どのような種類のトカゲなのか、どのような生態を持っているのかについて詳しく解説していきたいと思います。
舌が青いトカゲの正体とは
舌が青いトカゲの正体は「アオジタトカゲ」というオーストラリアに生息しているトカゲのことを指します。
珍獣のようなアオジタトカゲですが、実はつぶらな瞳やずんぐりとした体型、おとなしい性格などからペットとして人気が高いです。
青い舌は威嚇のときに見せるようですが、確かにトカゲの口から青い舌が出て来たらびっくりして相手も逃げてしまいそうですよね。
雑食性なので昆虫から野菜、果物まで様々なものを食べます。
このアオジタトカゲはずんぐりとした体型と短い手足から、偶然見かけた人に「ツチノコ」だと間違えらるエピソードが多数存在しています。
青い舌だけではなく、その奇抜な体型からも珍獣のような雰囲気が漂っているようです。
トカゲにとって舌はどんな役目があるのか
そもそもトカゲにとって舌はどんな役目を果たしているのかご存知でしょうか。
例えばヘビやトカゲなどは地上を歩き回りながら、舌をチロチロと出し入れする姿をテレビなどで見たことがある人もいると思います。
実はあの舌を出し入れする行為は外界の空気や臭いなどを感知するために行っているのです。
人間は鼻で臭いをかぎますが、トカゲは口の中にヤコブソン器官というものが備わっており、舌を出して空気中の臭いの分子を接着させ、口の中にひっこめた時にヤコブソン器官で臭いを感知しているというメカニズムです。
舌の先が2つに分かれているのは、左右のどちらの方向から臭いが漂ってきているのかを詳しく調べるためだそうです。
また先ほど解説したアオジタトカゲのように、威嚇のために舌を出す種類のトカゲも存在しています。
このような情報から考えてみると、トカゲの舌というのは人間が思っている以上に重要な役割を果たしていることが分かります。
まとめ
○舌が青いトカゲの正体はアオジタトカゲと呼ばれるもので、オーストラリアに生息している
○アオジタトカゲは見た目が可愛らく性格もおとなしいのでペットとして人気
○トカゲの舌は臭いの感知、威嚇など様々な行為に使われれる
今回は青い舌を持つアオジタトカゲやトカゲの舌が持つ役割についての解説となりました。
今後動物園やペットショップなどで舌を出し入れしているトカゲを見た際には、あぁ今臭いをかいでいるんだなという視点で見るとまた面白いかもしれません。