トカゲは種類によって性格は変わるのか?

トカゲといえば爬虫類の中でもその種類の豊富さは目を見張るものがあります。

寿命は最短で5年くらいのものもいれば最長で30年程生きるトカゲもいますし、体長5cmに満たないトカゲもいれば2mを超えるトカゲもいます。

ではトカゲは種類が変わることによって、それぞれが持つ性格も変わってくるのでしょうか?

今回はこの疑問について答えていきたいと思います。

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穏やかな性格のトカゲたち

まず穏やかな性格のトカゲは、ペットとしても人気が高くなります。

例えばイグアナ、フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ、これらの種類のトカゲは芸能人などでも飼ってる人いるほど人気の種類ですが、どれも穏やかで人懐っこい性格をしています。

ただしこれらの穏やかな性格を持ったトカゲでも、産卵期や発情期になると神経質になり、人間の手にも噛みつくようになります。

フトアゴヒゲトカゲやヒョウモントカゲモドキは顎の力もそこまで強くなく、たとえ噛まれたとしてもそこまで大事に至ることはありません。

しかし大人になったイグアナは体も大きく口には牙が生えそろっていて噛む力も強いので、噛まれた場合はケガをする確率がかなり高いです。

実際に発情期のイグアナに噛まれて、何針も縫うケガを負ってしまった人も実際にいます。

どんなに穏やかな種類のトカゲであっても、気が立っていたり神経質になっている状態のときはそっとしておいてあげましょう。

攻撃的な性格を持つトカゲ

攻撃的な性格を持つトカゲはブルーテールモニター、リッジテールモニターなど「オオトカゲ科」に属するトカゲが多いです。

もちろんトカゲの飼育に長けている人は長い年月をかけて慣らすことが出来る人もいますが、これらのトカゲは目に入ったものを攻撃する習性があります。

体長も他のトカゲに比べるとやや大き目なものが多く、爪も鋭いため、野生の状態では小型の哺乳類を捕食しています。

穏やかな性格のトカゲは雑食性のものが多いのですが、オオトカゲ科は完全に肉食性であるということも、もしかしたら関係があるのかもしれません。

何にせよ初心者がトカゲを飼育する際には、オオトカゲ科は避けておいた方が良いでしょう。

まとめ

○穏やかな性格のトカゲはペットショップで多く見られるもの
○穏やかな性格のトカゲであっても、発情期などは攻撃的になる
○オオトカゲ科に属するトカゲは常に気性が荒く攻撃的な種類が多い

今回解説したように、やはりトカゲの種類によって性格は変わるもので、肉食性か雑食性かという習性の部分も大きく関わっているようです。

どんなトカゲを飼育する場合も、むやみに刺激しなければこちらがケガを負うことはありませんので安心してください。

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