トカゲの尻尾が2本生える現象の秘密について

みなさんは尻尾が2本生えているトカゲがいるということを知っていますか?

まるでフィクションの世界のようですが、尻尾が2本生えているトカゲは実在するのです。

この記事ではなぜ尻尾が2本生えているトカゲが誕生するのか、その秘密について解説していきます。

興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

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トカゲの尻尾が2本生える理由

実は尻尾が2本生えているトカゲというのは、生まれたときは尻尾は1本なのです。

つまり後天的な理由で2本に変化してしまったということになります。

その後天的な理由というのは、尻尾の自切の失敗です。

尻尾の自切というのはみなさんがご存知の通り、トカゲが外敵から逃げるときに尻尾を自分で切断する行為のことを指します。

そのあとに新しいトカゲの尻尾が再生するのですが、もし元の尻尾が完全に切断されず体にくっ付いてしまった場合、そのまま新しい尻尾が生えてくることによって、2本の尻尾がある状態になってしまうのです。

ただしトカゲが尻尾の自切を失敗することはほとんどありませんので、2本の尻尾を持つトカゲは相当珍しいものになります。

突然変異を起こすトカゲ

さきほどは尻尾が2本生えているトカゲは後天的な理由で生まれるという説明をしましたが、実は例外もあります。

かなり低い確率ですが、先天的に尻尾が2本生えてある状態で生まれるトカゲもいるのですが、これは100年に1匹生まれるか生まれないかくらいの確率だそうです。

その他にも手足が一本多いトカゲだったり、頭が2つついているトカゲだったり、遺伝子的なトラブルが原因で特殊な状態で生まれてくるケースもあります。

残念ながらこのように異変を持って生まれてきたトカゲは寿命が長くないそうです。

やはり体の外側が変化することによって、体の内側でも様々なトラブルが起きてしまうのだと推測が出来ます。

環境汚染によってもこのような特殊なトカゲが生まれてしまうそうなので、やはり環境問題は生物にとって非常にリスクが高いものなのです。

まとめ

○トカゲの尻尾の自切の失敗によって、2本の尻尾を持つトカゲが生まれる
○先天的な理由で2本の尻尾を持つトカゲもいるが、非常に稀なケースである
○環境汚染などによって遺伝子に異常をきたし、正常な状態で生まれてこないケースも多い

今回はトカゲの尻尾が2本生える現象の秘密について説明しましたが、いかがだったでしょうか。

トカゲにとっては尻尾が増えてもメリットはないので、見た目的に珍しいだけでむしろトカゲにとっては邪魔なようです。

ただし非常に珍しいものですので、もし野生で尻尾が2本生えている状態のトカゲを見つけたらかなり運が良いと言えます。

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