トカゲの中で最も色鮮やかな種類とは?

トカゲといえば、カナヘビやフトアゴヒゲトカゲのような茶色っぽい色から、グリーンイグアナのような緑っぽい色まで、様々な体色が存在しています。

ですが世界中のトカゲの中には、茶色でもない、緑でもない、全く新しい斬新な色合いをした、色鮮やかなトカゲが存在しています。

今回はそんな色鮮やかなトカゲについて、その生態や生息地などをご紹介していきたいと思います。

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スパイダーマンと同じカラーリングのトカゲ!?

アメリカのコミックが原作で、実写映画化もされて今や日本で知名度も高いスパイダーマンですが、実はこのスパイダーマンと一緒の色合いを持ったトカゲがタンザニアに存在します。

「ムワンザ・アガマトカゲ」という種類で頭から腰にかけて鮮やかな赤色をしており、前足と後ろ足、尻尾は青色というまさにスパイダーマンのスーツと同じカラーリングなのです。

ちなみにこの色鮮やかなムワンザアガマトカゲはオスだけに見られる特徴らしく、メスのムワンザアガマトカゲは全身がほぼ茶色だということです。

日本ではこの種類のトカゲはあまりペットとして流通してはいないのですが、海外ではスパイダーマンにそっくりなトカゲ、として人気を博し、ペットとして飼育している人も多いそうです。

青色と赤色がミックスされた色合いをもつ動物というのはなかなか存在しないので、一目見ただけでも記憶に強烈に残るインパクトがあります。

まるで化粧をしているかのように見えるトカゲ

もう1種類ご紹介したい色鮮やかなトカゲは「アカメカブトトカゲ」という名前のトカゲです。

アカメカブトトカゲの特徴としては体は茶色っぽい普通のトカゲのような色をしているのですが、目の周りが赤く縁取られており、まるでメイクをしているかのような顔に見えます。

その特徴的な容姿から人気もあり、パプアニューギニアの切手のデザインとして採用されたこともあるほどです。

日本でもペットとして人気が高く、爬虫類専門店などに行くと必ずこのアカメカブトトカゲが販売されています。

このアカメカブトトカゲは顔の模様の他にも、発声器官を保有しているという特徴があり、威嚇などの際に鳴き声を発したり、鳴き声で仲間とコミュニケーションをとることができます。

ちなみに目の周りに模様が出てくるのは成体になってからなので、目の周りが赤くなっていないアカメカブトトカゲはまだ子供だということが判別できます。

まとめ

○ムワンザアガマトカゲはスパイダーマンのようなカラーリングをしていることで有名になったトカゲ
○ムワンザアガマトカゲが色鮮やかなのはオスだけであり、メスは普通の色をしている
○アカメカブトトカゲは目の周りが赤く縁取られており、「メイクをしたトカゲ」として有名

ここまで色鮮やかなトカゲの種類について解説をしてきましたが、今回の記事を見て興味が沸いた人はぜひインターネットで画像検索をしてみてください。

こんな見た目のトカゲがいるんだ!とビックリされると思います。

もしかしたら世界中には私達が気づいていないだけで、もっと衝撃的なカラーリングをもったトカゲが存在しているのかもしれませんね。

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