ペットのトカゲが怪我をしたときに取るべき2つの行動とは?

トカゲを飼育している人にとって一番怖いのが、トカゲが病気になったり怪我をすることだと思います。

しかしトカゲが怪我をしたときに自分がどんな対策法をとれば良いのかを知っていれば少しは安心感が得られるはずです。

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まずは怪我の予防策から

怪我をしたときの対策方法を知る前に、そもそも怪我をしないための予防策を知っておきましょう。

トカゲの怪我の中で一番多いのが、火傷と裂傷です。

まず火傷ですが、これはトカゲが保温球に体が接触することによって起きてしまいます。

これを防ぐためには保温球はかならずケージの外側に取り付けること、もしくは保温球に専用のネットをかぶせてトカゲの体と接触しないようにすることが予防策となります。

続いて裂傷についてですが、これはシェルターや流木などの尖った部分とトカゲの体が擦れてしまったりすることで起こってしまいます。

ペットショップで売っているシェルターや流木などは安心できますが、何年も使用しているうちに劣化して、はがれた部分が鋭くなってしまう恐れもありますので、定期的に買い替えるようにすることで予防ができます。

とにかくケージ内の環境にトカゲが怪我してしまいそうなものはないか、かならずチェックをすることが大事です。

予防策を知っておくだけでも、トカゲが怪我をする確率を大幅に下げることが出来ます。

トカゲがケガをしたときの対処法2選

トカゲがケガをしたときはまず消毒が必須なのですが、家庭用のイソジンをガーゼなどに染み込ませたあとに拭くことで効果があります。

そのあとに抗生剤を含んだ軟膏を塗る必要があるのですが、この軟膏に関してはペットショップや動物病院などの専門機関から入手できるものを使った方が確実に治ります。

自分で軟膏を塗ったとしてもトカゲがそれを舐めとってしまう場合もありますので、やはりその点に関しても動物病院で診てもらった方が上手く対処できると思います。

もう1つの対処法は、爬虫類用サプリメントなどでビタミンとカルシウムを普段よりも多く与えてみることです。

トカゲにとってビタミンとカルシウムは細胞の再生にとって最も重要なものです。

怪我をしているときは特に再生能力が落ちているので、ビタミンとカルシウムが体内で合成される数が不十分になっている可能性があります。

なのでペットショップなどに売っている粉状のサプリメントを餌用の虫にまぶして、トカゲにあげてみることで改善が見込めるかもしれません。

まとめ

○保温球やケージ内の環境をチェックすることで怪我の予防策となる
○トカゲが怪我をしたらまずはイソジンで消毒し、動物病院などに診てもらう
○サプリメントなどでもトカゲの怪我の再生を促進できる

今回の怪我の予防法、対策法はあくまでも個人で出来る範囲ですので一番の解決策は専門機関に診断してもらうことだということは念頭に置いてください。

怪我をしてからすぐに自分で消毒をしてあげるだけでも改善が見込めると思いますので、消毒用のイソジンを常備しておくと必ず役に立つでしょう。

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