トカゲの冬眠に適した温度や時期を再現する方法とは?

日本に生息しているトカゲをペットとして飼う場合は、トカゲが冬眠する温度や時期などについて把握する必要があります。

トカゲが冬眠する温度や時期を把握できれば、飼育下でもその状況を再現することによって、安全にトカゲが冬を越せるような方法を身に着けることが出来ます。

今回の記事ではトカゲの冬眠に適した温度や時期を再現するため、飼育下の状況で出来る方法について解説していきたいと思います。

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トカゲが冬眠をする温度や時期とは

世界中には様々な種類のトカゲがおり、冬眠をする時期なども大きく変わってくるので、今回の記事では日本に生息しているトカゲの事例を考えてみたいと思います。

日本のトカゲのほとんどは10月ごろになると冬眠の準備をはじめ、土の中に潜っている様子を観察することが出来ます。

温度でいうと、15℃から10℃くらいの気温になったときが冬眠のタイミングです。

土の中に潜り冬眠を始めたトカゲは春になるまでずっと眠り続けます。

全く動くことも無いので代謝機能も働かず、新しい餌を必要とすることもありません。

ちなみにトカゲに限らず爬虫類は周りの温度を感知して冬眠モードに入るため、もし外の気温が上がってくると春にならずとも地上に出てくることもあるそうです。

トカゲの冬眠を飼育下でも再現する方法

トカゲが冬眠をする温度や時期については説明をしましたので、それらの条件を飼育下で再現する方法について説明していきます。

まず温度については外の気温と一致させれば良いので、保温用ライトを消すだけで大丈夫です。

保温用ライト以外にも紫外線ライトやバスキングライト等を使っている方はこちらも消しておきましょう。

ケージ内の気温が15℃以下になるとトカゲは土の中に潜り冬眠を始めるので、ケージ内に入れておく土が重要になってきます。

出来ればホームセンターに置いてある腐葉土を使うことが望ましく、なぜかというと腐葉土は温度や湿度の保持性が優れているからです。

トカゲの冬眠中はかならず霧吹きで土を適度に湿らせる事を忘れないようにしてください。

以上のようなシンプルな方法だけでもトカゲの冬眠状態を飼育下で再現することが出来ます。

まとめ

○トカゲは15℃から10℃以下の気温になると冬眠を始める
○飼育状況かで冬眠させる場合は保温ライトや紫外線ライトは消しておくと良い
○冬眠させるためには腐葉土を使い、霧吹きなどで適度な湿度を保つ

今回はトカゲの冬眠に適した温度や時期を、飼育状況の中で再現させる方法について解説をしました。

ちなみに海外のトカゲは冬眠をしない種類もいますので、今回紹介した方法は日本に生息しているトカゲにだけ使用するようにしてください。

トカゲを冬眠させていると、どうしてもちゃんと生きているのかが不安になり起こしたくなる気持ちもわかりますが、お腹をよく観察してみれば呼吸しているかどうかが見えますので、この方法で生死を確認しましょう。

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