飼育しているトカゲの食べるものを工夫し健康にする方法とは?

トカゲが食べるものといえば、昆虫や野菜、肉などが一般的ですが、トカゲが健康的になる食べ物と聞かれるとなかなか答えるのが難しいのではないでしょうか。

しかしトカゲが健康的になる食べ物を知っていれば、飼育しているトカゲをより長生きさせることにもつながります。

ということで、今回の記事ではトカゲの食べるものを工夫しより健康的に育てるための知識をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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栄養価の高いコオロギ

トカゲの食べるものを工夫して長生きさせるためには、まず餌として与えるコオロギを工夫してみましょう。

例えばペットショップなどに乾燥させたコオロギなどが売っていますが、これらの使用は控えてかならず生きている状態のコオロギを与えるようにします。

特にお勧めしたいのが「ヨーロッパイエコオロギ」という種類のコオロギで、大型のペットショップの小動物コーナーに行けばほぼ確実に売っています。

このヨーロッパイエコオロギはタンパク質が豊富でミネラルも含んでいるため、トカゲの食べるものとしては非常に高い栄養価を持っています。

面倒くさいからといって、外にいるコオロギなどを与えるとトカゲに雑菌などがつく可能性がありますので、必ずこのヨーロッパイエコオロギを与えるようにしてください。

ダスティングでトカゲにカルシウムを与えよう

ヨーロッパイエコオロギをたくさん与えても、トカゲが十分に摂取できない栄養素、それは「カルシウム」です。

そしてこのカルシウム不足を解消するためにはダスティングを行う必要があります。

ダスティングというのはペットショップなどに売っているカルシウム剤を餌用のコオロギにまぶしてから、トカゲに与えることをいいます。

ほとんどの人はビニール袋にカルシウム剤を投入し、トカゲに与える分だけのコオロギをビニール袋に入れてから軽く振ることによってダスティングを行う人が多いようです。

ダスティングした後はビニール袋にカルシウム剤が残るかと思いますが、時間が経つと劣化してしまうので必ず捨てるようにしてください。

もう1つ注意してほしいのが、カルシウム剤を買うときは必ず爬虫類用のものを購入するようにしないと、成分内容などが体質に合わずに、トカゲに何らかの異変が起きてしまう可能性があるという点です。

まとめ

○ヨーロッパイエコオロギはタンパク質やミネラルを多く含み、餌としてとても優秀
○不足しがちなカルシウムはカルシウム剤をコオロギにダスティングして対策する
○カルシウム剤は劣化しやすいので、ダスティング後は使いまわしをせずにかならず捨てること

今回はトカゲの食べるものを改善し、健康的に長生きさせる方法についての解説をしました。

良質な餌とカルシウム剤の組み合わせは非常に重要なポイントですので、トカゲの飼育をしている方はぜひ実践してみてください。

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