トカゲが餌用コオロギを食べてくれない、このような悩みを持っている方はいらっしゃいませんか?
実はトカゲの性格や好みなどにより、コオロギを食べないという個体も存在するのでそこまで焦ることはありません。
今回の記事ではトカゲの飼育初心者でも簡単にできる、トカゲがコオロギを食べないときの解決方法をご紹介していきます。
目次
他の餌用の虫をあげてみる
小動物コーナーがあるペットショップの場合は、餌用コオロギの他にかならずミルワームという餌用の虫もおいてあります。
ミルワームは3cmくらいの小さいイモムシのような見た目をしていて、トカゲ以外にもカエル、ハリネズミ、フェレットなど多くの動物にとって餌となる昆虫です。
もしも飼育しているトカゲがコオロギを食べない場合はミルワームをあげてみると、また食いつきが違ってくるかもしれません。
他に餌用の虫として有名なのが、デュビアコックローチという種類のゴキブリです。
ただしデュビアコックローチは普通のペットショップでは置いてないところも多いため、少し大型の店舗でないと買うことが出来ないかもしれません。
デュビアコックローチはコオロギよりもミルワームよりも栄養価が高いため、トカゲの健康にとっても非常にプラスになりますのでお勧めです。
温度の低下も影響する
トカゲがコオロギを食べない原因としてもう1つ考えられるのが、ケージ内の温度が低下しているときです。
トカゲは変温動物であるため、周りの温度が低下してしまうと体の活動が鈍ったり、内臓の活動が低下して消化器官が働かなくなってしまいます。
そのためトカゲが餌を消化できなくなってしまい、コオロギを食べないという現象が起こりうるのです。
ただし急激に温度を上げてしまうとトカゲに悪影響ですので、徐々に温度を上げていき、最高でも3℃くらいの上昇に留めておくと良いでしょう。
温度を上げてコオロギを食べてくれた場合は、また徐々に温度を下げていき普段通りのケージ内の温度に戻しておきます。
まとめ
○コオロギ以外にも餌用として売られている虫があるので、それらを試してみると良い
○ケージ内の温度を少し上げることでコオロギを食べてくれる可能性が高まる
○ケージ内の温度を変えるときは少しずつゆるやかに変えると良い
今回ご紹介した2つの対処法はトカゲ飼育初心者の方でも実践しやすく、割と効果が出やすいものとなっています。
トカゲが餌を食べなくなってしまうことはかなり心配になってしまいますが、焦らずに1つずつ対処法を試していきましょう。